感想とか

本とかゲームとかの簡単な感想メモを置くところです。

映画 AURA~魔竜院光牙最後の戦い~

先行!見てきました!

タイトル:AURA~魔竜院光牙最後の戦い~

原作:田中ロミオ

簡易あらすじ:http://mazeyasai.hatenablog.com/entry/2013/03/23/014436 原作小説の方とおんなじなので割愛

以下感想
先行上映会で一足お先に見てきました。
声優2人のトークを聞き、映画鑑賞。
ちなみにトーク部分はこんな感じだった。

・司会は儀武さん(コラボイベと同じ人だった)
・控室でやたら喋ると2人から言われる島崎さん
・意外と本の方読んでない人がいる。「ちょっとくらいネタバレしてもいいかな?いいよね!」
・花澤「パンフ用インタビューで台本を見ながら1pずつ台詞言ってて、もういつまで喋るのかと」島崎「マジすいません」
・会場の中に戦士はいますか?トーク
・島崎「いや、僕は今も戦士ですよ」
・花澤「エンドロールの後もきちんと見て!むしろそこを見て下さい!」
・島崎「井上麻里奈さんのキャラに踏まれたくなる」


まぁこんな感じかな?

思いっきりネタバレで感想書きます。
原作既読者向け感想です。
あと好意的なアレばっかじゃないです。



感想を一言で言うと
「………微妙…」
に尽きる。まじで。

まずは見て良かったところから。
・良子が可愛い
良子が可愛い!正直レディースの魅力はよくわかってなかったんですが、実際動いているのを見るとハイレベル可愛い。蕎麦屋のとことかただのカップルじゃねーか!イチャイチャしてんじゃねーぞ!
正直トイレを言い出せない良子には言葉で表現しちゃいけない感情が湧きあがったな。

・神殿がスゴイ
ここはマジでスゴイ。「ちょwwそんなの屋上にあったらすぐバレるww」とかそんなんどうでもよくなるレベル。まさしく神殿であるがやはりあの量の机椅子はどこから出てきたのかという疑問はつきない。

・声優がグッド
ほぼ主役2人で進む話ですが、どちらの2人もいい感じです。ちょっとメンズに悲壮感出過ぎじゃね?って思うところもあったけど、いい感じです。

ではでは正直微妙な部分。
・テンポが悪い
悪いな、テンポ。
何というか、原作の必要なイベントを抽出しました!って感じなんですよ。必要なとこを均等に押さえたが故にイマイチ山場が分かり難い。で、結果間延びしてんなーって風に見えました。
キャラ削ったりしてるわけだし、もうちょっと大胆に構成変えても良かったんじゃないかね?

・作画
このような言い方はあまり好きではありませんが清々しく作画崩壊が混入してるね。
多分神殿と最後の良子のところを書いて力尽きたんだと思う。いや、マジで気合入ってるとこと普通の場面でそのくらいの差がある。

・疾走感皆無
自分の一番好きなところである原作のクライマックス、魔竜院光牙最後の戦い部分がもう、ちょ―――ぜつだらけてる!!!!
コレは正直微妙というより許せないポイントだ。
だってあそこは良子が自殺しようとしてるところな訳じゃん。いやいや。いやいやいや。
もっと急げよ。もっと頑張れよ。

とまぁ、そんな感じでした。

【で、結局どうなの?】
なんつーか、人退のスタッフがやるならもっとうまく纏められたんじゃねーの?って思ってしまう訳です。
悪いとこばっかじゃないけど、もっと、なんか、やる余地あったんじゃと。
やっぱ地の文が無くなるとイメージかなり変わりました。人退はそこが残ってたからそんなに違和感感じなかったのかもしれないのう。
個人的に言えば、動画になって良子が俄然可愛くなったのがすげー良かったなぁって思いまった。

とりあえず池袋の舞台挨拶は見に行くつもりなので(それとは別にあと2枚前売り持ってる)何回か見て最終的な感想を追記しようと思います。わーい搾取搾取!
ではまたー

追記その1(4月17日)
なんだか検索してきてくれる方が多いようなので、2回目感想を追加しとこうかと思います。
池袋の舞台挨拶に行ってきました。

舞台挨拶
ザックリとした内容をば。
・初めに「AURA最高―!」をとらされる。まさかそんなことになるとは……
・「監督には予算面では大変ご迷惑をおかけしまして…」というまさかのプロデューサーからのブッコミ
・中盤までを重めにした。妄想戦士をいっぱい書いてコメディちっくにしても出来たけど、それじゃだめだと思った
・時間制限がある中では、良子と一郎の話に絞るしかなかった。
・最後の部分はプレスコ。監督が自由にやらせてくれて良かった
・何だかんだで80分は短い。原作ではもっといろいろ書いてあるから原作も読んでほしい。
そんな感じでした。まさかあんなん撮らされるとはね…思ってなかったです…
やっぱ監督構成の二人の話は面白いなぁ。

本編追加感想
いやー、やっぱ良子がすげーかわいいなぁ。
靴が無くなって「不明」って言うところが私のベストチョイス。花澤さんバラシー!
場面的には良子が「一緒に行こう」って言って一郎の手を取る辺りがいいと思う。あそこで段々手が離れるのがたまらんね。

でも2回見てもやっぱなんとなーく場面の羅列感はぬぐえず。
今回は友達と見に行ったのですが、「何か……微妙」「なんかちょっとずつ足りてない」「でも悪いとは言い切れない」というような感想に落ち着きました。
友人の意見をまとめると、
・妄想戦士たちが教師に優遇されてるのが読み取り難くて大島がタダのいじめっ子になった
・お姉ちゃんの最後の部分つけるならもうちょい過去を詳しくした方が
・サブキャラの話削り過ぎでは?
・あの神殿はない、盛りすぎ
・声優さん良かったな
・良子がすげー可愛かった
って感じだった。

自分はあと音楽が壮大過ぎって思った。最後の所とか、もっとスカッとしてるほうが好みですなー。
あと折角イメージソングあるなら作中で流そうぜ。あれ結構好きよ

そんな感じです。次は佐藤良子ナイトにあたったのでそれいってきまー。もう一枚の前売り、どこで見ようか悩む。

2度目の追記(4月30日)
佐藤良子ナイト行ってきました。
イベントは女子会でした。うん、女子会ってあんな感じだよね!

正直タイミング遅すぎて何話したかいまいち覚えてないんですけど(ヒドイ)
・司会は安定の儀武さん
・儀武「ノーモア!イベント泥棒!」
・花澤さんと金元さんが可愛い
・花「金元ちゃん最近たまにメガネかけてて超かわいいの!」
金「メガネかけていったときの花ちゃんがスゴイテンション高くって…」
花「だってすごい可愛いんだよ!!」
金「(笑)じゃあ今度からメガネかけていくね」
花「いや、それはちょっと違うから」
・中二的な思い出ある?トークから
金「私はフツーの学生でした」
花「私はオタクでしたね」
儀「私中2くらいまでは学校にBL本持ち込むレベルのオタクだった」
花・金「マジで」

面白かったのはこんな感じでしょうか。AURAイベントの割に儀武さんが全部持ってってたのが印象的だったw
映画の感想は、GW中にラストを見てこようと思ってるのでそれ見て最後の総括でも書こうかと思います。来週あたりにはおわっかなーと。
ではまた。

追記:5月12日
4回目見てきました。いやー大分見たな!
最後は土曜朝イチに行ってきました。まばらながら人がいて「おおー」と思ったり。
で、見てきた感想をまとめたいと思います。

まぁやっぱ、微妙だなぁというのが本音です。
舞台挨拶の時のアンケートで「この映画に点数をつけるとしたら?」という項目があったのですが、私は65点かなぁ、という結論に達しました。
何といいますか、やはり一郎の地の文が無いことによる原作との印象の違いが大きすぎてううん…って感じです。

4回見て思ったのが、久米さんの古本屋の下りやるんだったらそこに現れる良子の下りやるべきだろ、というもの。あそこは良子の話の聞かなさ、没頭ぷりと一郎の怒りがすごく分かりやすく現れている場面なので入れてほしかったなぁと。
そして最後……いや、やっぱ無いな。歩いてるのは無いわ。

ちょっと前に神カライズと評判のコミック版AURAを購入してみたのですが(最後の部分を確認するため4巻から買うというコスイ真似をしました)。
コレは……マジ神カライズっすわ……
コレ!これだよ―私が映画に求めていた疾走感は!!ていうかエピローグの姉部分の追加とか、何気なく補完的に完成度を上げてきておる…素晴らしかった。本当よかった。
大島とか原作より可愛く感じるし、何より一郎の表情がコミカルで、重苦しさが若干緩和されていて原作より読み返しやすいのがぐっど。こっちもそのうちレビュー書きたいですな。

とまぁ映画の話に戻りますと、結局映画から受ける一郎の印象が異なり過ぎて、しかもその一郎像が自分としては微妙だった、というのが大きかったです。まぁ80分にまとめてくるとなると、一郎と良子の話に絞るのは分かるんですけど細かいところが行き届いてないんじゃないかなーと感じました。
もうちょっと……気を使って欲しかった。

ディスク買うかは検討中です。特典次第だなーと。
映像化したことは良かったけど、人退が良かっただけにもうちょっと何とかなったろ?と言いたくなるのは否めなかったです。

もしディスク買ったらまたその時に特典の感想でも書きます。
それではまたー。