感想とか

本とかゲームとかの簡単な感想メモを置くところです。

映画 ミュータントタートルズ

1年ぶりくらい!!

大変お久しぶりの感想です。
この何も書いていなかった1年の間、何をしていたかというと「さばげぶっ!」にハマっていました。
ご存知ですか?さばげぶっ!
これはなかよしの少女漫画なのですが、昨年の夏にアニメ化しておりましてねぇ。いやー、私ドハマりしました。
久々のヒット。どれくらいかというとミルキィホームズ1期以来(絶対に伝わらない自分基準例え)
ゲスでかわいい。ていうかかわいくないと許されない。そんなところがとてもグレイト。
無論えんばんも購入しイベントも行きました。
2/15、クソ寒かったですね。
舞浜というスーパーアウェイ(カップル的な意味で)に一人で繰り出し、死ぬほど笑い、Lynnちゃんの可愛さに身悶えしながら「昼の部のチケットも買っておけばよかった……っ!」と泣いたあの日を今も思い出しますがとりあえずそれはおいといて。

感想行ってみよー!


タイトル:ミュータント・タートルズ

視聴動機:昔見てたアニメが好きだった記憶があった

簡易あらすじ:宇宙から来た謎の細胞を移植されたことによって劇的に進化を遂げたカメがアメリカの平和を守る!
公式:映画『ミュータント・タートルズ』公式サイト ※音量注意


以下感想
カメかわいすぎんだろぉ!!!

まず自分のタートルズ知識ですが、底辺です。
子供の時にやってたアニメが好きだった記憶があるなぁ、って感じ(≒ほぼ覚えてない)
なので初めは時間があったら行こう程度だったのですが、亀(リアルな方)好きの友人から

「これは完全に「カメ版男子高校生の日常」だよ!!」

と言われて「え、なにそれ気になる」ということでその子の2回目鑑賞に着いていき、見ました。
 ※亀(リアルな方)好きの友人=映画 男子高校生の日常 - 感想とかを一緒に見に行った人

ということで、ざっくりと以下の点について感想を書いていきたいと思います。
1.ストーリー雑
2.映像すげえ
3.キャラ可愛い

え、大見出しで大体わかっちゃう?まぁ気にすんな。

1.ストーリー雑
雑というよりは、勢いで乗り切ってる感じです。
ただ、これは決して悪い意味ではありません。
だってこの映画、主役カメですよ?しかもアクションですよ?
ストーリーに力入れ始めたら、ガチSFかガチファンタジーかはたまた少数派の迫害ものか……とりあえず「キャーカメカッコいー!」なんて呑気なこと言ってられなくなることは確かだと思います。
なので、ストーリーはざっくりでいいんですよ。
例え

  • カメをミュータントにした宇宙由来の謎物質がどこから来たのか不明でも
  • そんな謎の物質を扱う研究所に職員の子供がホイホイ入れても
  • 更にその子供がホームビデオ感覚で実験を録画しても
  • 何故か火事になったときに都合よく施設内に入り込めても
  • ネズミが忍術書を読んだだけで武道の達人になれても
  • ていうか忍術書にのってる内容が全然忍術じゃなくても
  • エイプリル(人間側女主人公)が序盤で会社をクビになりその後どうなったのか一切分からなくても
  • 「今ここで敵がガチで来たら死ぬよなぁ」ってところで敵のボスが手を抜いてくれても
  • そして「今ここで敵が出たら盛り上がるで!」ってところで急にめっちゃ敵がきても
  • なんで最後にあの技でボスに勝てたのかよく分からなくても
  • ていうかカメの武器みんな忍術関係なかったとしても

それで全然いいんですよ。
ただ、「どうしても細かいところが気になってヤバいの」という方は絶対見ない方がいいことは確かです。

2.映像スゲェ
見ればわかるよ
と言うだけだと感想ではないので、個人的に素晴らしかったと思う部分を上げていきたく。

タートルズの居るシーン全般
全部合成です。これ作った人天才じゃないですか?
パンフによるとモーションキャプチャーらしいですが、あまりにも現実の規格に沿いすぎてて唖然としました。
非現実のアクションを可能にしつつ、でも非現実には寄りすぎない、そんなバランスで感動。

・雪山
甲羅滑りめちゃ楽しそう。
まず「甲羅アクション」がカメの身体的特徴を存分に生かしててすごいです。すごくいいです。
更に明らか危険なんですが何故か異様に楽しそうに思えます。
あとCG一切関係ないんだけど、ここのタートルズめっちゃ可愛い。

・シュレッダーVSスプリンター
メカ装甲鎧VSねずみ!これはすごいカードですよ。
他にこのカードを実現できるのなんてディズニーぐらいなもんですよ。
しっぽぶんぶん振り回して刃物に立ち向かうスプリンターの男前度数たるやハンパないですね。
このネズミ動きをどうCGに起こしたのか、一切分からないです。謎技術。すごい。

最後に個人的良かったポイント
アクションとかバトルものは血が出ると「ひいい痛そうううう」ってなるのでどうも苦手なのですが、この映画一切血が出ません!もち殴られたり甲良ヒビ入ったりはあるのですが血が出ません!いいね!ヒイッってならず見やすい!

そんな感じで、映像に関しては褒めるとこしかない位の勢いでした。

3.キャラクターの圧倒的可愛さよ
可愛いです。
タイトルは公式で「ミュータントタートルズ」ってなってたのですが、正式名称は
「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ
らしいです。今回初めて知りました。
で、上記を見て頂くと分かる通り
「ティーンエイジ」
なのですよ。
このことからもこの映画が「カメ版男子高校生の日常」であることは圧倒的に明らか。
異論は認める。

ということで、さらっとキャラクターへの感想でも。
<レオナルド>
長男です。一番上らしく真面目なキャラ付け。そんな中でもこっそり他3人とはしゃいでる姿は年相応的な可愛さがありますな。
地味な役回りになりがちですが、こういうキャラがいるからこそ話が円滑に回転するわけで。個人的には一番好きです。

ラファエロ
今回の主役。中盤で兄妹の武器を拾って敵陣に乗り込むところはシビれましたな。
最近の言葉でいうとツンデレだと思うのですが、なんとなく「ツンデレ」というのは恋愛対象に使用するイメージがあります(ギャルゲーマー的発想)
そのため、私は彼を「照れ屋」と呼ぶことを熱く主張したい。その方が可愛い。

余談ですが、私がこの映画で「タートルズ可愛い」と確信を抱いたのは、ラファエロの「バッドマンの真似じゃねぇよ……」というセリフを聞いた時でした。

<ドナテロ>
カメ界のスーパー真ん中っ子ことドナテロです。
ビジュアルに眼鏡がついたのは非常にいい改変だと思うんですがいかがでしょう?
昔から彼だけ武器が木の棒なのは耐久力的にかわいそうじゃないかと感じていたのですが、今回はスーパーハッカー(笑)の部分がそれを補っていて個性強くなっていたのではないかと思います。
ていうか実際彼のメカ技能チートだよな……。

ミケランジェロ
カメ界最高峰の末っ子と呼び声の高いマイキーです。たまに思いますが、外国の本名と渾名の落差って激しくないですかね?
「猫がチョップスティックひいてる」で多くの観客の心を鷲掴みにしたと思われます。雪山のシーンなんかでもそうですが、シリアスなところで息抜きしてくれる大変ありがたい存在です。
そしてめっちゃどうでもいいけど、性格が自分の弟(実在)になんか似ている。

私は吹き替えで見ましたが、それぞれ声も合ってて良かったです。
次回も続投でお願いしたい。
スプリンターとエイプリルは……うん、まぁ、もうちょっとがんば。

そんなこんなのまとめ
めっちゃ面白かった!!BDも購入予定です。
ただ、確実に劇場で見た方が面白い系の映画だと思うのでやってるうちに見に行くのをおススメします。字幕でも見たかったなぁ。
私は1回はノーマル3D、2回目に4DXという座席が動くアトラクション型の映画館で見たんですけれどまたこれが面白いのなんのって!!
どうもリバイバル上映をやっているようなので、もしタートルズも今後再上映する機会があれば見に行きたい所存。
既に次回作の決定もされているようで、日本での上映が今から待ち遠しい。